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Posted by おてもやん at

2010年11月16日

モチ麦とは…

 モチ麦、あまり聞かない名前ですが大麦の仲間です。
紀元前からアジアの一部で栽培されていました。


特徴は
穀類の中で一番多く糖化酵素を含んいて 消化を助ける働きがあります
昔から日本では噛まずに飲み込む「トロロ汁ご飯」や「冷汁」に入れて食べていました。
科学が発達しなくとも身体が判っていたようですね。

賢いですね。

βグルカンと言う食物繊維が豊富に含まれ現代人に必要な食品です。


内臓脂肪やコレステロールを減少させメタボリックシンドロームを改善するそうです。

さらに糖尿病の予防や腸内環境を整える効果が有ることも判ってきました。

(NHK放送・2013.4.8/ゆうどき)

 ビールやウイスキーの原料をモルトと言いますが大麦が醗酵したものです。
日本では味噌や麦芽糖の原料として使われています。


近年研究が進み生活習慣病の改善に効果が有り、大腸がんの予防に最適である、という学者がおられます。

ご飯に入れるばかりでなく、水煮したモチ麦をサラダに散らしたり、カレーやシチューに入れたり
幅広い利用法が有ります。


 
 モチ性があり ご飯に入れるとモチモチご飯になります。
私の農園では雑穀や味噌原料として栽培しています。
またモチ麦を高圧焙煎した『モチ麦シリアル』はダイエット食品としてお勧めできます。





牛乳やヨーグルトをかけて食べるとトロリとして香ばしい風味が美味しく、人気商品と成っています。







また朝食にモチ麦粉と蕎麦粉で作った糊状のスープを毎日食べていますがダイエット効果が有るようです。
ウエストが細くなりました。


後少し痩せたいあなたへお勧めです。


是非皆さんの食卓にご利用下さい。



栽培法ですが
農薬は勿論のこと、除草剤や肥料も使わないんです。
『肥料を使わないで育ちますか?』 とよく聞かれます。
そこが無肥料自然栽培の重要なポイントです。


 地球は元々『エネルギーの塊』なんです、
自然の法則にしたがえば健康になり、幸せになり、全てが順調に行くのです。

化学物質を頼るほど反自然に傾き、土は硬くなり、冷たくなり、害虫が発生しやすく成ります。


春の恵みと言えば筍、蕨、蕗など
肥料をやらなくとも元気に育ちます。

しかも生命力が強いものばかりです。
大地の恵みだけで育つ作物は健康に良いものばかりです。

健康に成りたかったら、先ず自然と調和すること、
その橋渡しを食べ物がしてくれるのです。

そして『薬』に頼らないこと、
この二つです。


『無施肥自然栽培』という農法は
世界最高水準、最先端の『超安全農法』と言えます。


第一に無肥料自然栽培の作物は変質しないんです。
最近冷蔵庫の中で溶けるように腐敗する野菜を多く見かけるでしょう、

私が育てた作物は違いますよ!!
常温に長くおいでも腐ることは有りません。



一面に広がる紫の穂…






  
  





 
  
 



     




 この綺麗なモチ麦の栽培記録記録のページです。






モチ麦播種の準備  11月中旬




   米の収穫が終った田んぼには無数の稲株が残っています、
   この稲株 麦の播種の邪魔になります。
   フレールモアーで短く粉砕、

   
畑では大豆などの緑肥をフレールモアーで短く粉砕、
二週間ほど枯らして鋤き込みます。

この方法での栽培がほとんどです。
成績が良いみたいですパチパチ
   




   排水性を良くするためサブソイラで40センチほどの深さの溝を引く
   ここ2年間、雨に泣かされました、湿害で収量が激減します。






   サブソイラの爪、これが深く刺さり排水溝が出来ます。 





12月中旬、播種

通常11月後半に播種しますが昨年は晩霜の害で収量が激減しました。
少しでも霜の害を避けるため晩い種まきです。

早生系のモチ麦、晩く播いても小麦より早く収穫を迎えます。






初期の湿害から守るため、平畝を作りました。


晩霜と雨対策、万全を期しての作業でした。


あとは無事の発芽を待つだけです。
早く芽を出してねにっこり



  


Posted by 田んぼの案山子(かかし) at 22:33Comments(2)